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業務内容


油圧機器のメンテナンスで
お困りではありませんか?

油圧装置の保守管理は一般にメンテナンスが難しく敬遠されがちです。
その要因として異常時の対応と油洩れによる対策ではないでしょうか。
ご存じの通り油圧機器を扱う仕事は“危険”、“汚い”、“きつい”の「3K」に分類される業務が殆どですが、経験値と知識が無くては太刀打ちできない要素をももっています。
しかも、一人前の技術者を育てるには長時間の経験を必要とします。
また、油洩れも昨今の環境問題の盛り上がりから憂慮されている状況ではないでしょうか。
私たちは長年油圧機械に携わりメンテナンスの経験を積んで参りました。
この経験をお客様の良きパートナー、または、アドバイザーとしてご用命いただけら幸いに思います。

こんな時はご相談ください!

最近、機械の動作が遅くなってしまった…?

油圧機械の動作速度は、油圧ポンプの吐出量などによって変化します。
例えば経年劣化により油圧ポンプの 容積効率が低下すると動作速度の低下のみならず、加圧力つまり、動作させる力も低下も引き起こします。
また、回路内の流量調整弁、電磁弁の切り替え不良、外部洩れも一因として考えられます。
私たちは、油圧回路図の確認、状況の聞き取り調査、機器の作動音や表面温度など総合的な見地から原因を特定して、対策を検討して解決に結びつけます。

最近、機械の力が弱くなってしまった・・・・?

油圧機械の力はアクチュエーターに供給される圧力によってコントロールされます。
圧力は通常圧力設定弁(安全弁やリリーフ弁など)で設定された圧力まで昇圧しますが、油圧ポンプの容積効率の低下や回路内での油洩れ(アクチュエーター内の外部または内部洩れ)によって昇圧しなくなることがあります。
また、油圧回路内の動作不良(切替弁などの)によっても昇圧されない場合もあります。
私たちは、上記同様、油圧回路図の確認、状況聞き取り調査、機器の作動音や表面温度など総合的な見地から原因を特定して、対策を講じます。

油圧ポンプの軸部分から油洩れしている・・・・?

油圧ポンプの軸からの油洩れに関してはポンプ自体の経年劣化による容積効率の低下による内圧上昇とドレンラインの閉塞による油圧ポンプケーシング内の内圧上昇等あります。
主に油圧ポンプの軸部分には、オイルシールが一般的には使われていますが、オイルシールのほとんどはゴム製で時間とともに摩耗や劣化をしますので、定期的な交換が必要です。
オイルシールの交換方法はポンプの型式によって異なりますが、復旧時の心だし作業は不可欠です。
この心だし作業の精度によって油圧ポンプ、電動機の寿命などを左右される場合もありますので、特に重要な作業となります。
私たちは、心だし作業をポンプメーカー推奨値(平行誤差、傾斜誤差)以内に調整し、機器への影響を極力低減するよう努めています。

タンクの油温が上昇しすぎてしまう・・・・?

油圧装置の油は通常40℃前後での設計条件とされていますが、機器故障等により夏期には60℃以上上昇してしまうこともあります。60℃を超えるようであれば油圧機器に悪影響を与える可能性もあり、早急な対策が必要になります。熱交換機(オイルクーラー)が設置されている油圧装置でもその機能を阻害される要因があればその原因を突き止め適切な対応を提案させていただきます。

タンクの油が良く減ってしまう・・・・?

油圧タンクのオイルレベルは常に一定レベルを確保しないとレベル低下を引き起こすと油圧ポンプに空気が入り故障の原因になります。また、ポンプが故障したことによりその金属片が油圧ライン内に混入して大変なことになります。
タンクの油が良く減ってくるようになった場合には、早めにご連絡いただき私たちは、その原因を経験と理論に基づき究明致します。

タンクの油が白濁する・・・・?

タンクの中の油が白濁する要因は水又は空気混入等いくつかあります。その中で多いのは、ポンプ吸入口のトラブルでサクションフィルターの目詰まり、サクション配管の割れまたはパッキン類の劣化などあります。また、タンク内ドレン配管の折損脱落によるものなど多岐にわたることがあります。
また、水冷式オイルクーラの破損による冷却水のタンク内混入などもあります。
私たちは、その状況を確認して適切な判断で原因を究明致します。

油圧配管が何度修理しても割れてしまう・・・・?

油圧配管は圧力の増減に伴う伸縮や振動にさらされていますので、金属疲労によって亀裂が発生し、重大な油洩れ事故を引き起こすことがあります。しかし、適正な配管の施工と振動を防止するための効果的な配管サポートによって配管の亀裂を抑制することが出来ます。また、振動防止に難があるような箇所の場合は、フレキシブルホースを使用するなどの方法で対応することも出来ます。
私たちは、適正な配管施工によりご満足いただける品質をご提案致します。

油圧ポンプが異常に熱く、異音がする・・・・?

油圧ポンプの発熱原因として考えられるのは、軸受けなどの内部部品の破損やポンプ内でのリークが考えられま
す。異音の原因としては同じく内部部品の破損や吸入抵抗によるキャビテーション現象が考えられます。
内部部品の破損や内部リークの場合はポンプ本体の修理が必要ですが、キャビテーション現象の場合は、サクシ
ョンフィルタの清掃または交換等吸入抵抗の要因を取り除くことで改善される場合もあります。このように同じ
現象でも原因は様々です。このような原因を突き止めるのも私たちの仕事です。

いつの間にか油で汚れているが、油洩れの箇所が分からない・・・・?

油圧ユニット周辺にいつの間にか油が溜まっているのに、油洩れの箇所がなかなか特定できない事があります。
このような油洩れは、機器取り付け面のわずかな油のにじみによる場合が考えられます。長年利用されている油
圧ユニットはバルブ取付面などのゴム製のOリングが硬化したり、塑性変形することによりごく少量の油洩れす
ることがあります。これらの対策は、劣化してしまったOリングの交換以外にありません。私たちは、油圧ユニットの清掃から、原因の追及、不良箇所の対策まで責任もって対処させていただきます。

油圧機械の不思議な現象・・・・?

油圧機械には様々な複合原因によりトラブルを根絶するのにかなりの労力と時間を必要とすることがあります。
●電気系統なのか?
●機械的な干渉による異音発生なのか?
●油圧回路上の問題(機器の故障等)なのか?
●油圧機器調整のアンバランスなのか?
●操作ミスによるものなのか?
上記のように複合的に発生する事が多く、その解決には多くの経験値と知識を必要とします。
私たちは、長年の経験を生かし適切な判断をしてより迅速に解決へと結びつけます。
有限会社
マイティマシンサービス
〒470-1123
愛知県豊明市西川町笹原15番地7
TEL.0562-92-6078
FAX.0562-92-6358

産業機械のメンテナンス業務全般 (油圧機械・装置、産業用ロボットなど)

 
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