油圧 基本用語
用 語 | 意 味 |
定容量形ポンプ | 1回転あたりの理論吐出量が変えられないもの |
可変容量ポンプ | 1回転あたりの理論吐出量が変えられるもの |
複合ポンプ | 同一軸上に2個以上のポンプ作要素をもち、負荷の状態によって各要素の運転を互いに関連させて制御する機能を持つポンプ |
多連ポンプ | 2個以上のポンプ作要素が直列に作動するポンプ |
可逆回転型ポンプ | 駆動軸の回転方向を変えることによって、流れの方向を反転させるポンプ |
油圧ポンプモータ | ポンプとしてもモータとしても機能させることができるエネルギ変換機 |
揺動型アクチュエータ | 出力軸の回転運動が制限されている形式のアクチュエータ |
始動トルク | モータを特定の条件の下で静止状態から始動するとき、モータから取り出される最低トルク |
単動シリンダ | 流体圧をピストンの片側だけに供給するシリンダ |
複動シリンダ | 流体圧をピストンの両側に供給するシリンダ |
テレスコープシリンダ | 多段チューブ型シリンダ |
ポジショナ | アクチエータを組み合わせて用い、ストローク又は回転角が任意の入力信号に対して一定の関数関係になるように位置決めする機器 |
スティックスリップ | 滑り面で発生する振動現象 |
ヘッド側 | ピストンロッドが出ている側 |
キャップ側 | ピストンロッドが出ていない側、従来のヘッド側 |
人力操作 | 指、手、又は足などによるボタンやレバー類を介して操作力が伝えられる |
電気操作 | 電気的状態変化による操作 |
機械操作 | カム・リンク機構などの機械的方法による操作方式 |
電磁操作 | 電磁石による操作 |
シリンダ操作 | シリンダによる操作方式 |
パイロット操作 | パイロット圧の変化による操作方式 |
サーボ操作 | 出力と入力信号を比較し、その差をなくすようにフィードバックをかけて操作される制御方式 |
フィードバック | 閉ループを形成して、出力側の信号を入力側に戻すこと |
非常操作 | 正規の操作手段が故障した場合の代替操作方法としてバルブ又は回路に備える、通常人力操作 |
インターロック |
危険や以上動作を防止するため、ある動作に対して異常を生じるほかの動作が起こらないように制御回路上防止する手段 |
デテント | 人為的に作り出された抵抗によって、弁体を所定位置に保持する機構。別の位置への移動は、抵抗に打ち勝つ力を加えること等。 |
フラッシング | 油圧装置組み立て完了後または油圧システムの配管工事完了後装置内部を清掃を実施すること。シリンダオイルモーターなどのアクチュエーターの部位にはゴムホースで短絡してバイパス配管をつくり、配管流速を通常の2~3倍(5~10m/sec)にとれるよう十分な吐出量をもったポンプを使用する。
ポンプサクションにはストレーナー(100~150メッシュ)戻り管には不純物を補足するため20~40ミクロン程度のテイアツフィルターをセットする。 |